教職に関する科目「教育方法論」と「教科教育法」 の連携と接続をめぐる改善の試み

書誌事項

タイトル別名
  • An Experiment on the Cooperation and Continuity of the subject "Teaching Method" and "Method of Teaching Subject" at Teacher Training Course in Higher Education
  • 教職に関する科目「教育方法論」と「教科教育法」の連携と接続をめぐる改善の試み : 「国語科教育法」における実践的指導力の形成を軸として
  • キョウショク ニ カンスル カモク 「 キョウイク ホウホウロン 」 ト 「 キョウカ キョウイクホウ 」 ノ レンケイ ト セツゾク オ メグル カイゼン ノ ココロミ : 「 コクゴカ キョウイクホウ 」 ニ オケル ジッセンテキ シドウリョク ノ ケイセイ オ ジク ト シテ
  • 「国語科教育法」における実践的指導力の形成を軸として
  • Focusing on the Training of Practical Skills for Teaching of Japanese Language and Literature

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説明

2012(平成24)年8月の中央教育審議会答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」をふまえ,「学部における教員養成の充実」という観点から,教職課程にはいっそうの改善が求められている。なかでも,学部レベルにおいては,「『教科に関する専門的理解』を十分身に付ける」こと,まずはこれが求められるとする一方で,その際,「教科に関する科目については,学校教育の教科内容を踏まえて,授業内容を構成すること」が併せて要請されている。ただし「教科に関する科目」とはいっても,それらはもとより大学の専門科目として開講されるのだから,そこでは「一般的包括的な内容」というよりは,学問としての専門性や体系が重んじられることとなる。すなわち,「教科に関する科目」として必ずしも学校教育の教科内容に準じてはいないのである。そのように相反する2つの要請を満たす方法を模索するため,本論文では,「教職に関する科目」である「教育方法論」と「教科教育法」の連携と接続をめぐる改善の試みについて,実践的指導力の形成という視点から考察を行っている。

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