評価書分析による「単位制度の実質化」に係る指標・エビデンスの可視化

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス
  • 渋井 進
    独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 研究開発部
  • 野田 文香
    独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 研究開発部

書誌事項

タイトル別名
  • Visualization of the indicators for measuring the substantialization of the credit hour system
  • ヒョウカショ ブンセキ ニ ヨル 「 タンイ セイド ノ ジッシツカ 」 ニ カカル シヒョウ ・ エビデンス ノ カシカ

この論文をさがす

抄録

<p>日本の大学生の授業時間外での学習時間が少ない現状と,それを増加させるための単位制度の実質化については,ここ数年の政策的な要請の高まりもあり,大学では多くの取組がなされているところである。しかし,大学,評価機関の双方にとって,どのような指標・エビデンスが有効かについて,確定したものがなく,可能な取組が模索されている状況である。これについて,野田・渋井(2016)では,第1サイクルの学士課程における大学機関別認証評価の評価結果報告書の内容分析を行い,単位制度の実質化の指標・エビデンスについて検討している。本論文では分析データを拡張し,第1サイクルと第2サイクル間の比較,学士課程,大学院課程,専門職学位課程別の比較より,それぞれの「単位制度の実質化」の評価指標・エビデンスの特徴について探索的に明らかにする。得られた指標・エビデンスの経年的な変化や課程別の違いをもたらした要因について,政策動向や先行研究を踏まえながら考察する。</p>

収録刊行物

  • 大学評価・学位研究

    大学評価・学位研究 19 (0), 39-55, 2018-03-01

    独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構(旧 大学評価・学位授与機構)

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ