ソーシャルワーク実践研究の目的

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タイトル別名
  • Purpose of Social Work Practice Studies
  • ソーシャルワーク ジッセン ケンキュウ ノ モクテキ

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抄録

<p> ソーシャルワーク実践を長年研究してきた者として,これまでの研究の経緯</p><p>や目的,対象,方法などを報告した.その上で,ソーシャルワークの本質を問</p><p>うクリティカルな研究は必要不可欠であるものの,ソーシャルワークの研究は,</p><p>「設計科学」の側面を色濃くもつものとして,今後も実践研究をさらに蓄積す</p><p>べきことを述べた.そして,その実践研究の一つとして,今日,過重な業務負</p><p>担や「複合問題事例」への対応等で疲弊しがちなソーシャルワーカーやケアマ</p><p>ネジャーら支援者を支援する実践上の方策研究というテーマがあることを指摘</p><p>し,その研究例として,「複合問題事例」に対する新しい介入アプローチと多</p><p>機関ケースカンファレンス・シートの開発研究を,また,クライエントバイオ</p><p>レンス防止策の検討を行っていることを紹介した.</p>

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