〈読み〉の成立を促す根拠を求めて

書誌事項

タイトル別名
  • Seeking after a Principle of Reading: Reading Kimiko Aman's Children's Books
  • 〈読み〉の成立を促す根拠を求めて : 『白いぼうし』『おにたのぼうし』『天の町やなぎ通り』を中心に
  • 〈 ヨミ 〉 ノ セイリツ オ ウナガス コンキョ オ モトメテ : 『 シロイ ボウ シ 』 『 オ ニ タ ノ ボウ シ 』 『 テン ノ マチ ヤ ナギ トオリ 』 オ チュウシン ニ
  • ――『白いぼうし』『おにたのぼうし』『天の町やなぎ通り』を中心に――

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抄録

<p>八〇年代のポストモダン以降、文学作品の〈読み〉は読み手に現象した恣意であり、客体の文章の側には〈読み〉の実体も正解もないことが明らかになってしまった。だがそうであるならば、読み手に作品の〈読み〉の成立を促す作品の力学とは何なのか。また、作品全体の言語空間は、読み手の主体とどう関わっているのか。あまんきみこの『白いぼうし』『おにたのぼうし』『天の町やなぎ通り』という児童文学の作品を通して、読み手に現象する〈読み〉の問題を考えてみた</p>

収録刊行物

  • 日本文学

    日本文学 63 (8), 36-46, 2014-08-10

    日本文学協会

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