組織の盛衰のモデル化とその実務的応用

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タイトル別名
  • A modeling for organization growth-decline and application to practical business

抄録

<p>組織を経営する実務的観点からは、ある時点での組織の優位性を作り出す企業戦略に加えて、組織の成長鈍化や衰退の初期段階に対応するため組織の盛衰メカニズムを時系列的にモデル化する意義がある。本稿では「組織の盛衰-その数理モデル」(遠田雄志、法政大学経営学会『経営志林』第53巻第2号)を、金融危機を経て大規模な再編を経験し現在はテクノロジー進展による転換期を迎えている銀行業界への適用を試みるとともに、ROE重視の事業ポートフォリオ運営や経営資源配分が従来以上に求められ一層注目が高まると思われる「選択と集中」や「M&A」および企業再編・拡大に伴う情報コスト増大への対応についても考察する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564238118413568
  • NII論文ID
    130007697215
  • DOI
    10.11497/jasmin.201906.0_53
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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