交通事故リスク情報を活用した “低リスク” 経路案内実証実験による効果検証

書誌事項

タイトル別名
  • A ROUTE NAVIGATION METHODOLOGY CONSIDERING TRAFFIC ACCIDENT RISKS  —VERIFICATION OF THE EFFECTS ON PROVIDING DRIVERS LOW ACCIDENT RISK ROUTES—

抄録

<p>本研究は,交通事故リスク情報を活用した交通安全マネジメントの一環として,カーナビゲーションを用いた交通事故リスクの低い経路を案内することにより,広域的に道路ネットワークにおける交通事故の削減を図ることを目的とする.高速道路・一般道路を含めた交通事故データとその他の様々な関連データを整備し,道路通行時の交通事故リスクを算定する方法を構築する.その方法を基に,カーナビゲーションの経路案内アプリケーションで内生化して,低事故リスク経路案内機能を実現し,平成29年12月から民間ナビ媒体での試験的な低事故リスク経路案内情報提供を開始した.本研究では,低事故リスク経路案内の実現に向けた検討過程と,より安全な経路への転換を促すことで道路ネットワークの交通事故リスクの低減を定量的に検証して,その有効性を示す.</p>

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