新学習指導要領は教科教育学の発展にどのように寄与できるのか

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タイトル別名
  • How Can the New Course of Study Contribute to the Development of Curriculum Research and Development?
  • シンポジウム 新学習指導要領は教科教育学の発展にどのように寄与できるのか
  • シンポジウム シン ガクシュウ シドウ ヨウリョウ ワ キョウカ キョウイクガク ノ ハッテン ニ ドノ ヨウ ニ キヨ デキル ノ カ

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抄録

新学習指導要領で育成を目指すのは,「未来社会の創り手」である。そのための「資質・能力」「見方・考え方」「主体的・対話的で深い学び」でなければならない。また,「資質・能力」等は,教科間だけでなく,教科における校種間の連携を図る共通概念としても機能する。社会科を例に取ると,内容の枠組み,社会的な見方・考え方,社会的事象等について調べまとめる技能といった軸が新設されることで,従前以上に小中高の一貫性が図られることになった。さらに,それらの観点が有効に機能することで,「選択・判断」型の授業を成立させる等の効果も生んでいる。新学習指導要領の具現化のために,小中高の一貫性は一つの柱となる。一方で,このような教科特性の強調は,教科に閉じた議論を増大させるおそれがある。そこで必要とされるのが,例えば,「シティズンシップ敎育」といった教科を架橋する枠組みである。教科教育学の発展のために,新教科の成立を目指すことも必要である。

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