6 cases of collagenous colitis emphasized the necessity to enhance the awareness of collagenous colitis

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Other Title
  • Collagenous colitisの認知度向上の必要性を痛感した6例
  • 症例・事例報告 Collagenous colitisの認知度向上の必要性を痛感した6例
  • ショウレイ ・ ジレイ ホウコク Collagenous colitis ノ ニンチド コウジョウ ノ ヒツヨウセイ オ ツウカン シタ 6レイ

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Abstract

<p>Collagenous colitis(以下CC)は近年報告例が増加しているが,その認知度の低さから日常診療では見逃されている可能性がある。わが国では,欧米に比べてCC 患者のプロトンポンプ阻害薬(以下PPI)服用率が高いことが報告されているが,当院で経験した6例も同様に全例PPI服用症例で,2例がエソメプラゾール服用症例,残りの4例がランソプラゾール服用症例であった。エソメプラゾールは他のPPI同様にCCを発症するリスクのある薬剤として注意が必要である。当初,著者を含め当院の医師におけるCCの認知度は低く,病理診断医および消化器病専門医であってもCCと診断できなかった症例もあり,診断までに時間を要し病悩期間が長い症例が多かった。急性腹症を契機にCCと診断される症例もあり,一般医および救急医のいずれもCCを認知する必要がある。</p>

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