新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大下における私設心理臨床の展開—ディスコースと社会構成の視点から
-
- 安江 高子
- 関内カウンセリングオフィス
書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of a private psychological practice during the coronavirus disease 2019 pandemic: A discourse and social construction perspective
この論文をさがす
抄録
<p>新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大下で対人援助を継続する際に生じる困難について,ディスコースと社会構成の観点から論じた。新型コロナウイルスをめぐるディスコースとして「新型コロナウイルスの感染リスク」,「新型コロナウイルスの経営リスク」,「新型コロナウイルスの臨床リスク」を仮定し,私設心理臨床機関における施設運営の推移にどのようなディスコースが見出せるかを検討した。また,それらのディスコースが個々の臨床事例おけるセラピスト−クライエント関係にどのような影響をもたらしたか,システムズアプローチにおける「距離」と「位置」の概念を参照し検討した。</p>
収録刊行物
-
- ブリーフサイコセラピー研究
-
ブリーフサイコセラピー研究 29 (2), 78-89, 2021-03-31
日本ブリーフサイコセラピー学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390569789600145024
-
- NII論文ID
- 130008050407
-
- ISSN
- 24329371
- 18805132
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可