新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大下における私設心理臨床の展開—ディスコースと社会構成の視点から

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a private psychological practice during the coronavirus disease 2019 pandemic: A discourse and social construction perspective

この論文をさがす

抄録

<p>新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大下で対人援助を継続する際に生じる困難について,ディスコースと社会構成の観点から論じた。新型コロナウイルスをめぐるディスコースとして「新型コロナウイルスの感染リスク」,「新型コロナウイルスの経営リスク」,「新型コロナウイルスの臨床リスク」を仮定し,私設心理臨床機関における施設運営の推移にどのようなディスコースが見出せるかを検討した。また,それらのディスコースが個々の臨床事例おけるセラピスト−クライエント関係にどのような影響をもたらしたか,システムズアプローチにおける「距離」と「位置」の概念を参照し検討した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ