ACOアルゴリズムによる交通情報補間システムの提案

書誌事項

タイトル別名
  • The Proposal of Traffic Information Interpolation System based on ACO Algorithm

説明

<p>都市部にて頻発する交通渋滞は,時間的損失や経済的損失を引き起こすため深刻な社会問題の一つである.このような背景から,近年では交通渋滞の解消を目指した研究が盛んである.交通渋滞解消に向けたアプローチの一つとして,信号機制御が挙げられる.こうした信号機制御に関する研究では,センサーによる交通情報の利用を前提とするものが多い.しかし現実の道路環境では,立地条件やコストなどからセンサーを設置することが困難な交差点が存在する.また交通情報は時間の経過により変化したり,突発的な事故により変化したりする.そこで,本研究ではACOアルゴリズムを用いて,センサー設置交差点からの交通情報をもとに,交通量が類似する経路を創発させることで,センサー未設置交差点の交通情報を動的に補間するシステムを提案する.シミュレーション実験の結果,提案手法は従来手法と比べて動的に正しく交通情報を補間できることが示された.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390569845477346048
  • NII論文ID
    130008051802
  • DOI
    10.11517/pjsai.jsai2021.0_3i1gs5d01
  • ISSN
    27587347
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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