道路状況の変動を考慮した走行経路の計画

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タイトル別名
  • Route Planning Method under Traffic Fluctuations
  • ドウロ ジョウキョウ ノ ヘンドウ オ コウリョ シタ ソウコウ ケイロ ノ ケイカク

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抄録

<p>将来の道路状況を予測しながら走行経路を選択する手法について検討する.走行時間を最小とする経路を計画した場合でも,混雑など道路状況に変動が生じれば目的地への到着時刻には遅延が生じる.迂回路が存在する場合には,遅延の発生を予見した時点で走行経路を計画しなおすことにより,遅延を最小限にとどめられる可能性がある.走行中に入手できる道路状況により,入手直後に走行する区間については,比較的正確な予測が可能であることと,経路ごとに経路全体の道路状況の変動には,一定の傾向があることとを仮定する.この仮定の下で,情報の入手直後に走行する区間の走行時間と,のちに走行することになる区間の走行時間とを推定しながら走行を続け,到着時刻に遅延が生じると判断される場合には,その時点で走行経路を再計画する手法を提案する.</p>

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