活動報告: 大島インフルエンザプロジェクト

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • The Ohshima Flu Study

説明

大島インフルエンザプロジェクトは,実地の疫学調査と並行して,伊豆大島の都市モデルをコンピューター上に構築し,インフルエンザ流行をシミュレーションすることで,より精緻な感染症シミュレーション構築と対策への応用を目指すプロジェクトである.本プロジェクトでは,伊豆大島において2010年度より,インフルエンザ様疾患受診者に対するPCRによるインフルエンザウイルスタイピング,ワクチン接種状況等の疫学調査,受診行動に関するアンケート調査,対策行動に関するフィールド調査を行った.同時に迅速な情報還元による適切な対策への貢献に努めた.2009年夏~2010年春の新型インフルエンザの初期流行の克明な記録が得られた.これは,インフルエンザパンデミックのダイナミクスを理解するために,また,シミュレーション精緻化のために重要な知見である.研究成果は順次本誌などの学術誌に掲載していく予定である.

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390570309681507840
  • NII論文ID
    130008067603
  • DOI
    10.34610/tousho.3.1_24
  • ISSN
    24359904
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ