落石防護土堤の落石捕捉性能把握を目的とした模型実験及び数値解析

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タイトル別名
  • Model experiment and numerical analysis of rockfall protective soil embankment for comprehension of rockfall trapping performance

抄録

<p>本研究は,落石対策工の一つである落石防護土堤に関する落石防護性能の把握のための基礎資料収集を目的としている.落石防護土堤は,設置スペースさえあれば現地発生土の流用も可能で経済性,施工性,維持管理性能に優れた落石対策工法である.しかしながら,現行の設計マニュアルである落石対策便覧では設計の考え方は落石エネルギーの吸収・消散のメカニズムの概念が文言として記されているのみであり,変形・破壊モードを考慮した性能評価がなされていない.そこで,本研究では,落石防護土堤の落石防護性能の把握に向けて,高さ0.5mの土堤模型を対象とした挙動確認実験を実施した.また,2次元個別要素法を用いて挙動確認実験の再現解析を実施した.今後さらに,落石防護土堤の模型実験及び数値解析による検討を進めていくことで,落石防護土堤の適切な性能評価が可能になると考えられる.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390571106620152832
  • NII論文ID
    130008101065
  • DOI
    10.11345/japannctam.65.0_61
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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