書誌事項
- タイトル別名
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- Human Factors Issues regarding Driver Assisted and Automated Driving: What Can Be Seen from Comparison between Aircraft and Automobile Automation
説明
<p>交通移動体の操縦や運転は,知覚・認知・判断・操作が反復されるタスクである。人である以上,注意が途切れたり,思い込みに捕われたり,意図したように身体が反応できないことがある。その影響を防止・最小化するために知能機械が導入されて久しいが,人に能力の限界があるように,機械にも能力の限界がある。そのことから,従来の人間-機械系では,たがいの能力の補完に焦点を置いた設計が図られてきたが,機械が人を凌ぐ能力を備えるようになった今,機械にすべてを任せる設計も現実味を帯びるようになっている。</p><p>しかし,機械が人を凌ぐ能力を持つからといって,決定・実行の権限を機械に与えてよいとは限らない。一方,機械が常に人の指示・許可を仰がねばならないものでもない。この古くて新しい問題を,離陸を除く全飛行フェーズが自動化されて約30年の歴史を持ちながらも人が機械を監視制御する形態を守る航空機と,無人自動運転も視野に入れる自動車を比較しつつ,人と機械の共生をヒューマンファクターの観点から考察する。</p>
収録刊行物
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- 日本心理学会大会発表論文集
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日本心理学会大会発表論文集 84 (0), SL-001-SL-001, 2020-09-08
公益社団法人 日本心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571791493570176
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- NII論文ID
- 130008127413
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- ISSN
- 24337609
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可