アイリスオーヤマ株式会社の競争戦略
書誌事項
- タイトル別名
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- アイリスオーヤマ カブシキ ガイシャ ノ キョウソウ センリャク
- Comepetitive Strategy of Iris Ohyama Ltd.
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説明
本稿はケーススタディ用の教材として作成されているが,前稿ではアイリスオーヤマ株式会社の成長プロセスについてみてきた。本稿では,主に同社の競争戦略について記述していく。 地方の町工場から始まったアイリスオーヤマ。19歳で同社の代表者となった大山健太郎氏は,その後独自のポリシーをもとに同社を成長させていく。他社の持たない商品を,顧客目線で発掘し,数々のヒット商品を生み出してきた。同社の出す新商品は年間1千点。すべてが「ユーザーイン」の発想から生み出されていく。同社では,売上高のうち発売から3年以内の商品による売上の比率を「新商品比率」と呼んでいるが,60%が同社の目標として設定されている。一度,ヒット商品が生まれると,長期間その商品に依存しようとする企業も少なくない中,同社のこの数字は,数年のうちには売れ筋の商品群を入れ替えることを意味する。実際,2014年度はわずかながら目標に及ばなかったものの,55.8%となっている。果たしてどのようなメカニズムによって,こうした活動が進められているのだろうか。
収録刊行物
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- 富山大学紀要.富大経済論集
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富山大学紀要.富大経済論集 62 (1), 173-185, 2016-07
富山大学経済学部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174760703616
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- NII論文ID
- 120005823254
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- NII書誌ID
- AN00408391
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- ISSN
- 02863642
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- HANDLE
- 10110/00015819
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- NDL書誌ID
- 027571403
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可