多動傾向を伴う小学校低・中学年児童のための集団心理療法プログラム
書誌事項
- タイトル別名
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- Group psychotherapy programs for the elementary school students in the lower and middle grades of elementary school with hyperactive tendency
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説明
本稿の目的は,多動傾向を伴う広汎性発達障害の小学校低・中学年児童のための集団心理療法プログラムについて報告することであった。関心や気持ちを他児と共有するための活動として,プログラム「僕も!それいいね!質問したい!ゲーム」,「名探偵ゲーム」を報告した。他者に注目し協力するための活動として,プログラム「オオカミから王様を守ろう!」,「カッパ山にいこう!」を報告した。自己表現し受け入れられることを促すための活動として,プログラム「あべこベジェスチャークイズ」を報告した。じっくりと活動に取り組むことや気持ちを落ち着かせるための活動としてプログラム「グニャグニャいったんもめん」を報告した。最後にプログラムの立案の視点を他児への注目や協力を促す工夫他児との関心や気持ちの共有を促す工夫,自己表現と被受容体験の重要性,各プログラムのつなぎ方の工夫,年間を通したプログラム立案という5点から考察した。
要約 1.想定されるグループの特徴 2.プログラム各論 3.プログラム立案の視点についての総括
収録刊行物
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- 九州大学総合臨床心理研究
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九州大学総合臨床心理研究 2特別 21-31, 2011-03-15
九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174791807104
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- NII論文ID
- 120005446611
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- NII書誌ID
- AA12461491
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- DOI
- 10.15017/1448803
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- HANDLE
- 2324/1448803
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles