RPにおける単母音の変化

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タイトル別名
  • Changes in the monophthongs of RP
  • RP ニオケル タンボイン ノ ヘンカ

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抄録

Gimson による An Introduction to the Pronunciation of English の初版は1962年に出版され、その第7版は2008年に出版されている。初版から第7版までの記述内容を比較するといくつか変化が見られる。本稿では現代イギリス英語の標準発音である Received Pronunciation(RP)の単母音を中心にどのような発音変化が起こっているのかを述べ、他の音声学者の見解も交えながら考察を加えた。また、30年前に吹き込まれた英語音声教材と近年出版された教材を使い、単母音のフォルマントを測った比較検証も行った。 今回取り上げた単母音の中で特に、前舌母音の /e/ と /a/、後舌母音の /u/ と /u;/ では大きな変化が起こっており、RP の揺れ動く単母音の状況を取り上げた。

収録刊行物

  • 研究論集

    研究論集 89 39-54, 2009-03

    関西外国語大学・関西外国語大学短期大学部

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