不登校傾向児童生徒の自己肯定感向上を目指した社会教育からのアプローチ~秋田県立少年自然の家における「ふれあいキャンプ」の実践から~

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of An Effective Approach to Improving self-affirmation for School Refusal Children by Social Education: Based on the Practice of "FUREAI camp" at Akita Prefectural Youth Outdoor Learning Center
  • フトウコウ ケイコウ ジドウ セイト ノ ジコ コウテイカン コウジョウ オ メザシタ シャカイ キョウイク カラ ノ アプローチ : アキタ ケンリツ ショウネン シゼン ノ イエ ニ オケル 「 フレアイ キャンプ 」 ノ ジッセン カラ

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説明

秋田県における不登校の児童生徒数は年々増加傾向にあり,関係者が様々な支援を継続している.不登校の児童生徒には,自己肯定感や自己有用感が特に低い傾向が見られたり,自然体験・社会体験・リアルな生活体験等が少なかったりすることから,孤独感や他者とのコミュニケーションに対する不安感を強く抱いている者も多い. そこで,秋田県教育庁生涯学習課(以下,生涯学習課)では,少年自然の家が有している機能を生かし,参加者の自己選択と自己決定を基盤としながら,無理なく周囲とのコミュニケーション方法を習得していけるような体験活動プログラムを実践した.その成果として,本プログラムが,参加した児童生徒の自己肯定感を向上させるきっかけとなったことに加え,不登校に対して生涯学習・社会教育からのアプローチを取ることの有効性と重要性を確認できた.

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