超広帯域レーダによるコンクリート内部鉄筋の腐食状態推定について

書誌事項

タイトル別名
  • Corrosion State Estimation of Rebar in Reinforced Concrete Using Ultra-Wideband Radar

抄録

超広帯域レーダを用いた鉄筋コンクリートの非破壊劣化診断の可能性について理論的に検討している.錆により腐食したコンクリート内部の鉄筋を不均質損失媒質で覆われた導体円柱でモデル化し,この散乱問題を電磁界理論に基づいて解析的に解くことにより,散乱応答の精密解を導出している.得られた解を用いてレーダ応答のシミュレーションを行い,偏波の違いによる劣化状態推定の可能性について検討している.その結果,腐食の初期を除けば,応答波形の変化を調べることにより,腐食状態の推定が可能であるという知見が得られた.

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390572176202592640
  • DOI
    10.14923/transelej.2021jci0001
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ