ケース学習を導入した共修クラスでの異文化理解に対する意識変容
書誌事項
- タイトル別名
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- ケース ガクシュウ オ ドウニュウ シタ キョウシュウクラス デ ノ イブンカ リカイ ニ タイスル イシキ ヘンヨウ
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説明
本研究は日本人と留学生の共修クラスにケース学習を導入し、日本人学生の「異文化理解」に対する意識がどのように変容したかを日本人学生のレポートの記載をテキストマイニングで分析し、考察したものである。その結果、最大の変容は、異文化を一方向の視点から多角的な視点に広げて理解しようとする意識に移行したことであった。異文化理解に関しては、ケース学習前は違いのみに焦点を当てた理解であったが、ケース学習を通して共通点を発見することにより、理解を深化させ、さらには異文化を受容、尊重する意識へと変化したことが明らかになった。また、ケース学習を通して交流することにより、交流姿勢や態度に対しての気づきから調整を行っていたことも示唆された。
収録刊行物
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- 名古屋大学日本語・日本文化論集
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名古屋大学日本語・日本文化論集 29 97-115, 2022-03-31
名古屋大学国際言語センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573407622847232
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- NII書誌ID
- AN10436156
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- HANDLE
- 2237/0002002441
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- NDL書誌ID
- 032124864
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- ISSN
- 1348804X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可