大学のIR担当者養成研修の成果と課題—研修転移に着目して—

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書誌事項

タイトル別名
  • Transfer of Training in the Workshop for Institutional Researchers

説明

<p>本稿の目的は、大学のIR担当者養成研修の受講者を対象として、どのような研修転移がみられたか、もしみられないのであれば何が研修転移の課題であるか、の2点を明らかにすることである。愛媛大学が主催して行った「IRer養成講座」の受講者を対象に行った質問紙調査の結果を分析し、提案や情報発信、分析への活用、計画の立案といった行動変容や、組織的なIRの推進に関する業績向上があったことが明らかになった。ただし、受講者の記述内容には、行動変容の前段階と受け取られるものも散見されており、追跡調査の余地を残した。また、受講者あるいは受講者の職場の状況に課題があり、研修転移に至らない場合もあることが示唆された。</p>

収録刊行物

  • 高等教育開発

    高等教育開発 1 (0), 37-45, 2022-03-31

    日本高等教育開発協会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573438652257664
  • DOI
    10.57294/jaed.1.0_37
  • ISSN
    24369918
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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