最新の薬物療法時代における肝細胞癌に対する肝移植

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タイトル別名
  • Liver transplantation for hepatocellular carcinoma in the present era

説明

<p>肝細胞癌に対する肝移植の保険適用が新日本基準(5-5-500基準内あるいはミラノ基準内)に拡大された.本邦の肝細胞癌治療アルゴリズムでは,肝移植はChild-Pugh C症例で新基準内に留まっているものに推奨されている.このため肝予備能が許容される限り,肝切除,焼灼療法,塞栓療法,肝動注,薬物療法などが行われ,肝機能不良となった症例に肝移植が施行される.肝細胞癌に対してチロシンキナーゼ阻害剤や免疫チェックポイント阻害剤が使用可能となり,肝移植前のdown stageあるいは移植後の補助療法・再発後の治療に,これらの薬物療法を使用した報告が見られるようになった.これらの報告とわれわれの経験を概説する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573493933861248
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.119.432
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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