書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Glioblastoma with Severe Anemia and Laparoscopic Colectomy
- フククウキョウ カ ダイチョウ セツジョジュツ オ オコナッタ コウド ヒンケツ オ トモナウ オウコウ ケッチョウ シンケイセツ サイボウ シュ ノ 1レイ
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抄録
<p>77歳,女性.下血を主訴に外来を受診.初診時の血液検査でHb 6.5g/dLと高度な貧血を認め,輸血が施行された.下血精査目的で施行の下部消化管内視鏡検査で横行結腸に,頂部に潰瘍を伴う有茎性の粘膜下腫瘍を認め,出血源と考えられた.潰瘍部の生検では炎症性組織の所見であり,診断には至らなかった.有茎性の腫瘍であり内視鏡的切除が検討されたが,最大径40mmと大きく悪性腫瘍を否定できなかったため適応外と判断され,切除術目的に外科へ紹介となった.悪性腫瘍の可能性も考慮して,リンパ節郭清を伴う腹腔鏡下結腸右半切除術を施行した.切除病変の病理組織検査で神経節細胞腫(ganglioneuroma)と診断された.術後の精査では多発性内分泌腫瘍や神経線維腫症1型の合併は認められず,大腸単独発症の神経節細胞腫であった.</p>
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 83 (1), 107-111, 2022
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574411905289600
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- NII論文ID
- 40022822991
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 031985057
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可