アジアにおける減量・代謝改善手術の現況

  • 春田 英律
    四谷メディカルキューブ外科・内視鏡外科
  • 笠間 和典
    四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター
  • 関 洋介
    四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター

書誌事項

タイトル別名
  • Current status of bariatric and metabolic surgery in Asia

抄録

<p>アジア人は白人と比べて内臓脂肪・異所性脂肪を蓄積しやすく,糖尿病やメタボリックシンドロームをはじめとした肥満関連疾患に罹患しやすい.食生活やライフスタイルの欧米化,活動量の低下にともない,肥満・2型糖尿病の患者数はインド・中国を筆頭にアジアで急増しており,減量・代謝改善手術が担う役割は年々大きくなっている.本邦では1980年代より減量・代謝改善手術が導入されたが,施行件数は750件/年程度と少なく,術式に極端な偏りが見られるなど,この分野ではアジアの中でも後れを取っている状況である.アジアにおける減量・代謝改善手術の現況を明らかにし,本邦が置かれている問題点と課題について概説する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575185895574912
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.119.908
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    36216541
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ