【特集】肺移植の適応の拡大とその限界 拘束性肺疾患に対する肺移植の適応の拡大と限界

DOI
  • 伊達 洋至
    京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科

書誌事項

タイトル別名
  • Lung transplantation for restrictive lung diseases: Expanding indication and its limitation

抄録

肺移植の適応となる拘束性肺疾患の代表は,IIPsである。脳死肺移植の場合は,片肺移植のよい適応となるが,残存肺の気胸や感染症の合併症が問題となる。脳死ドナーの少ない日本においては,特に進行の速いIPFなどに対しては,生体肺移植がしばしば唯一の救命法となる。扁平胸郭を伴うpleuroparenchymal fibroelastosis(PPFE)や,膠原病に合併した間質性肺炎に対しても肺移植が適応となることがある。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575340759099136
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.3.e00061
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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