腎臓に対するmRNAデリバリーの現状と今後の展望

DOI Web Site 参考文献49件 オープンアクセス
  • 川口 真帆
    長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野
  • 加藤 直也
    長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野
  • 神谷 万里子
    長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野
  • 向井 英史
    長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野
  • 川上 茂
    長崎大学 大学院医歯薬学総合研究科 医薬品情報学分野

書誌事項

タイトル別名
  • The current situation and perspectives of mRNA delivery to the kidney

抄録

腎臓へのmRNAデリバリーにおいては、腎臓の構造の特徴上、投与経路とベクターの選択が非常に重要である。さらに、導入効率の向上を目的として、物理的な手法を組み合わせるなど工夫が必要となる。このような導入手法の多様性に併せて、導入細胞もそれぞれ異なることが考えられる。そのため、治療戦略の構築には、導入細胞を特定し、発現分布を評価することが有効であるといえる。腎臓へのmRNAデリバリーの分野においては報告がほとんどないため、本稿では、投与経路やベクターに着目しつつ遺伝子/核酸デリバリーについて解説し、腎臓へのmRNAデリバリーについて紹介する。

収録刊行物

参考文献 (49)*注記

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