Lacosamide投与中に気分高揚と脳波増悪を認めた1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Hyperthymia accompanied by electroencephalography aggravation in a pediatric patient treated with lacosamide
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抄録
<p> 日中に突然転倒してけいれんする発作を起こした6歳女児にlacosamide(LCM)を投与したところ,発作消失したものの些細なことで過剰に笑い出すなどの気分高揚が出現した.脳波でLCM投与前からみられていた全般性棘徐波が投与後には著増し基礎波の徐波化もみられたが,LCMをvalproateに変更したところ速やかに精神症状は消失し脳波も改善した.LCM投与後に精神症状を認めた場合に脳波を確認すべきである.</p>
収録刊行物
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- 脳と発達
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脳と発達 54 (6), 448-450, 2022
一般社団法人 日本小児神経学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575816146391936
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- ISSN
- 18847668
- 00290831
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可