手術創部新処置方の安全性と有用性

説明

要旨:手術創部処置法において生食洗浄のみでガーゼ保護期間を短縮し、抜糸していない状態でもシャワー浴可という新処置法の安全性と有用性について検討した。炎症症状を認めたのは少数であり、感染症状は認められなかった。炎症症状を認めなかった大半がガーゼフリーとなり、その半数が抜糸前にシャワー浴を行った。シャワー浴に入ったほぼ全員がシャワー浴前は不安と答えたが、シャワー浴後の満足感はあると答えた。新処置法は、手術創部の感染を認めず安全であることが示唆され、患者の満足度も向上し有用であった。

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