ストレッチングが足関節底屈筋筋力に与える影響について

DOI
  • 吉田 真琴
    帝京科学大学 医療科学部 柔道整復学科
  • 田宮 慎二
    帝京平成大学 ヒューマンケア学部 柔道整復学科
  • 樽本 修和
    帝京平成大学 ヒューマンケア学部 柔道整復学科

書誌事項

タイトル別名
  • About the effect of stretching on ankle plantar flexor muscle strength
  • ―A comparison of Static Stretching and Eccentric Stretching-
  • ―Static StretchingとEccentric Stretchingの比較―

抄録

[目的]本研究の目的は,Eccentric Stretching (ES) と Static Stretching (SS) を比較し,ESがパフォーマンス低下を防ぐ有用なストレッチングの手技になり得るか比較検討した.[方法]健常な男子大学生18名の足関節底屈筋を対象とし,ES,SSの2手法のストレッチングと,ストレッチングを実施しない(NS)の介入前後の足関節背屈の関節可動域(ROM)と足関節底屈筋筋力,垂直飛びを比較した.[結果]ROMでは介入後SS,ESは有意に高値を示した.足関節底屈筋筋力はSSが有意に低値を示し,ESは有意に高値を示した.垂直飛びでは有意差は認めなかった.[結論]本研究で用いたESはSSにて指摘されているパフォーマンス低下を防ぐ有効な手技である可能性が示唆された.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390576347187015424
  • DOI
    10.51039/ises.4.2_12
  • ISSN
    2436679X
    24337722
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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