マンネンタケにおけるグルタミン酸プロテアーゼ遺伝子の同定と発現解析

DOI
  • 熊倉 慧
    高崎健康福祉大学農学部生物生産学科 〒370-0033 群馬県高崎市中大類町54
  • 岡本 健吾
    高崎健康福祉大学農学部生物生産学科 〒370-0033 群馬県高崎市中大類町54
  • 小林 泰斗
    高崎健康福祉大学農学部生物生産学科 〒370-0033 群馬県高崎市中大類町54
  • 永井 俊匡
    高崎健康福祉大学農学部生物生産学科 〒370-0033 群馬県高崎市中大類町54
  • 松岡 寛樹
    高崎健康福祉大学農学部生物生産学科 〒370-0033 群馬県高崎市中大類町54

書誌事項

タイトル別名
  • Identification, characterization and expression of a glutamic protease gene from <i>Ganoderma lucidum</i>

抄録

マンネンタケよりグルタミン酸プロテアーゼ遺伝子(GlGLP1)を同定した.GlGLP1は3つのエキソンから構成されていた.開始コドン及び終始コドンを含む807 bpからなり,シグナルペプチドを含む268アミノ酸をコードしていた.生育ステージ及び収穫後の遺伝子発現量を調べたところ,複数菌株で子実体原基において高い発現を確認した.これらのことからGlGLP1は,菌糸体から子実体原基形成への過程に関与していることが示唆された.さらに子実体における傘部及び柄部の部位別での発現を確認したところ,成熟に向かう傘部においても高い発現を確認した.このことからGlGLP1は,傘部の成熟や胞子形成にも関与していることが考えられた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390576424448403328
  • DOI
    10.24465/msb.29.4_154
  • ISSN
    24327069
    13487388
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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