書誌事項
- タイトル別名
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- A stepwise treatment strategy based on the pathophysiology of irritable bowel syndrome
説明
<p>過敏性腸症候群の治療は食事と生活習慣を指導した後に,薬物療法の第1段階として消化管主体の治療を行う.第1選択薬として消化管運動機能調節薬,プロバイオティクス,高分子重合体を使用する.また,IBS分類に応じて下痢型には5-HT3拮抗薬,便秘型には粘膜上皮機能変容薬を投与する.症状の改善が不十分な場合は,優勢な症状に対して止痢薬,抗コリン薬,5-HT4刺激薬,下剤を追加する.さらに,漢方薬,抗アレルギー薬,胆汁酸関連薬や抗菌薬を考慮する.これらの薬物療法が無効な場合,第2段階として抗うつ薬,抗不安薬を用いた中枢機能の調整を含む治療を考慮する.さらに改善が得られない場合,心理療法を考慮する.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 120 (3), 218-230, 2023-03-10
一般財団法人 日本消化器病学会