災害から立ち直ることができるレジリエントな地域をつくる -東日本大震災の復興からの学び-
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- 牧 紀男
- 京都大学防災研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- What We Have Learned from the Recovery of the Great East Japan Earthquake Disaster, Making the Resilient Community through Pre-disaster Recovery Planning
説明
東日本大震災の復興事業について,規模としては阪神・淡路大震災と大きく変わるものではないが人口減少社会での復興であり,安全なまちとして再建された地域に人が戻ってこないということを明らかにした。また復興事業に参加する人よりも,転出して自力再建する人の生活復興感が高いが,それは個人属性に由来することから,復興事業は重要であることを明らかにした。最後に事前復興の取り組みについて「コミュニティーボーナス」という概念から地域での取り組みの重要性,現在,行政が実施している取り組みの整理を行った。
収録刊行物
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- 自然災害科学
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自然災害科学 40 (4), 421-426, 2022-02-28
日本自然災害学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577065837149824
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- ISSN
- 24341037
- 02866021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可