理工系のバックグラウンドを持つ教員から見た英語科目「Academic English for the Second Year」のカリキュラムと同科目が将来の研究者としての学生に与えると期待される効果

抄録

電気通信大学の総合文化科目・言語文化科目の一つである「Academic English for the Second Year I/II (AE2YI/II)」は、2022年度にシラバスの抜本的改訂を行なった。新しいシラバスでは、IMRaD形式に沿った標準的な英文論文執筆、及び英語によるプレゼンテーションを中心的な主題とし、そのスキルの向上を同科目の達成目標とした。2年次の学生は、自ら考案・実施した研究内容を素材として、これらの研究発表を英語で行なう。前学期においてIMRaD形式のうち、MethodsセクションとResultsセクションを、後学期において残りのIntroductionセクションとDiscussionセクションの構成を学び、その発表演習を行なう。本稿では、Academic English for the Second Year Iの授業ケース報告を行なう。

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