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- 松田 俊介
- 東京大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- <Articles>The CHANGE FOR PROPERTY Metonymy in Japanese Sign Language
- 日本手話における「変化で属性を表す」メトニミー
- ニホンシュワ ニ オケル 「 ヘンカ デ ゾクセイ オ アラワス 」 メトニミー
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説明
日本手話には「変化」を表す形式で「属性」を表すという方略が広く見られる。例えば、「背が伸びる」を表す形式で「背が高い」という意味も表すことができる。この方略は「変化」と「属性」の間に成立する近接性に基づいた換喩である。本稿は、この種の換喩が生じるのはH本手話が身体を媒体とするからであるということを示したうえで、この換喩は認知文法における「主体化」の事例として位置付けられることを明らかにする。
収録刊行物
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- 京都大学言語学研究
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京都大学言語学研究 41 1-17, 2022-12-31
京都大学大学院文学研究科言語学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577215801917568
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- NII書誌ID
- AA11576115
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- DOI
- 10.14989/281539
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- HANDLE
- 2433/281539
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- NDL書誌ID
- 032748422
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- ISSN
- 13497804
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可