<研究論文>日本手話における「変化で属性を表す」メトニミー

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タイトル別名
  • <Articles>The CHANGE FOR PROPERTY Metonymy in Japanese Sign Language
  • 日本手話における「変化で属性を表す」メトニミー
  • ニホンシュワ ニ オケル 「 ヘンカ デ ゾクセイ オ アラワス 」 メトニミー

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説明

日本手話には「変化」を表す形式で「属性」を表すという方略が広く見られる。例えば、「背が伸びる」を表す形式で「背が高い」という意味も表すことができる。この方略は「変化」と「属性」の間に成立する近接性に基づいた換喩である。本稿は、この種の換喩が生じるのはH本手話が身体を媒体とするからであるということを示したうえで、この換喩は認知文法における「主体化」の事例として位置付けられることを明らかにする。

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