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- 小椋 俊彦
- 国立研究開発機構・産業技術総合研究所健康医工学研究部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of innovative in-liquid nanoscopy and comprehensive elucidation of extracellular fine particles
- カクシンテキエキ チュウ ナノ ケンビキョウ カイハツ ト サイボウ ガイ ビリュウシ ノ ホウカツテキ カイメイ
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抄録
内因性や外因性の細胞外微粒子が細胞に与える影響を解析するためには,ナノレベルの分解能で直接観察することが重要となる.さらに,細胞への影響を解明するためには,生きた細胞をそのままの状態で直接観察できることが望ましい.我々は,生きた細胞や有機材料を直接観察することが可能な走査電子誘電率顕微鏡を開発してきた.この方法では,染色処理や固定化処理なしに溶液中の生物試料を直接観察することが可能である.本稿では,走査電子誘電率顕微鏡や最近開発を進めている走査電子インピーダンス顕微鏡の概要とこれらを用いた細胞外微粒子を含む最近の成果について報告する.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 95 (2), 209-216, 2023-04-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577376031561216
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 032861419
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可