福祉,医療を含む複数学部の学生が多職種連携を学ぶ オンデマンド科目の共同開発

書誌事項

タイトル別名
  • Reflections on the collaborative development by faculty from multiple departments of an on-demand course in which students from multiple departments learn about interprofessional collaboration.
  • フクシ,イリョウ オ フクム フクスウ ガクブ ノ ガクセイ ガ タショクシュ レンケイ オ マナブ オンデマンド カモク ノ キョウドウ カイハツ

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説明

【目的】専門分野と所属学部の異なる教員が多職種連携を学ぶ科目を共同開発する意義と課題を明らかにする。 【方法】オンデマンド科目の学部を超えた共同開発に参加した教員に①質問紙調査(6学部14人)と②グループインタビュー(4講義担当者,5学部10人)を行った。 【結果】①共同開発に意義がある(100%),納得のいく講義ができた(86%),共同開発は初めてだった(71%)等の回答をえた。②逐語録の580文書セグメントから62コードをえて,意義にあたる【学部を超えて共同開発の経験を振り返ったことで見えてきた可能性】と,課題にあたる【科目を共同開発する前提として教員,学部,大学内外に求められる条件整備】,【共同開発のプロセスで取り組むべき課題】の3カテゴリーを抽出した。 【考察】共同開発は教員が学部を超えて働く貴重な機会で,参加した教員が教育・研究上の成長の機会をえる等の意義を認めた。教育目標の設定や学部を超えた運営,中央官庁レベルでの政策の調整など重層的な課題を指摘できる。

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