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- 解良 優基
- 南山大学人文学部
書誌事項
- タイトル別名
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- The Transmission of Implicit Theories of Intelligence (ITI) between Parents and Children: Focusing the Degree of Agreement in ITI between the Parents
抄録
<p>本研究は,親子間における知能観の伝達過程について,両親の間の知能観の一致度が調整する可能性について検討した。中学生の子をもつ父親と母親,そしてその子ども211世帯を対象に,両親および子どもの知能観を測定したほか,子どもには両親がどのような知能観をもつかという認知についても尋ねた。調整媒介分析の結果,父親では,両親の間で知能観が一致しているとき,父親の知能観は子どもが認知する父親の知能観を媒介し,子ども自身の知能観に影響を及ぼした。一方,両親の知能観の一致度が低いとき,父親がもつ知能観は,子どもが認知する父親の知能観を予測しなかった。母親においては,父親との知能観の一致度にかかわらず,母親の知能観は子どもが認知する母親の知能観を媒介し,子ども自身の知能観に影響した。なお,それぞれ親の知能観から子どもの知能観への直接効果は一致度にかかわらず有意であった。子どもの増大的知能観への支援のために,両親の知能観へと介入する必要性が示された。</p>
収録刊行物
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- パーソナリティ研究
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パーソナリティ研究 32 (1), 24-35, 2023-05-30
日本パーソナリティ心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577740952230144
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- ISSN
- 13496174
- 13488406
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可