乳幼児の自然との触れ合いや遊びと、保育内容「健康」との関わりについての一考察 -園での生活と遊びが育み培う生きる力の基礎に着目して-

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タイトル別名
  • A Study on the Relationship between Infants' Contact and Play with Nature and Early Childhood education Content "Health" - Focusing on the basics of the power to live that life and play in the garden nurture and cultivate -
  • ニュウヨウジ ノ シゼン ト ノ フレアイ ヤ アソビ ト 、 ホイク ナイヨウ 「 ケンコウ 」 ト ノ カカワリ ニ ツイテ ノ イチ コウサツ : ソノ デ ノ セイカツ ト アソビ ガ ハグクミ ツチカウ イキル チカラ ノ キソ ニ チャクモク シテ

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説明

本稿の目的は、保育所や幼稚園、認定こども園などの保育、幼児教育の場における乳幼児の自然との触れ合いや遊び、そして生活と、保育内容 領域「健康」とのかかわりやつながりについて、それぞれの視座、及び場面や状況に着目して、遊びを通して総合的に指導し子どもの成長・発達を促し援助する保育、幼児教育の基本原理を踏まえつつ、多角的に捉え直しをすることである。\  具体的には、自然との触れ合いや遊びや生活の中で育まれ培われるさまざまな力と、保育内容「健康」とのかかわりにおける意義や重要性を改めて整理し、若干の考察を加えることである。そして、そのことを通して、保育者の卵である保育を学ぶ学生の乳幼児の自然体験、及び園における飼育栽培活動についての意識を質問紙調査により把握し、整理及び分析して考察を加えることである。また、保育内容「健康」についての学生に対する指導のより良い在り方や、今後の課題等を探ることである。\  結果、保育所や幼稚園などの保育、幼児教育の場における乳幼児の自然体験、すなわち乳幼児の園での遊びの中における自然との触れ合いや遊びや生活は、健康な心と体を育て、生きる力の基礎、土台を育み培うことに繋がり寄与することが改めて判かった。そして、保育学生への質問紙調査では、今回の対象が2年生ということもあり、自然体験、及び飼育栽培活動への重要性についてのしっかりとした認識が有ることが明らかになった。

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