誘因両立性・個人合理性・予算制約を満たす多項式時間ライドシェアリングメカニズム

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Polynomial-time, Truthful, Individually Rational, and Budget Balanced Ridesharing Mechanism

抄録

<p>ライドシェアリングは渋滞や大気汚染の軽減し、交通を効率化する手段として期待されている。ライドシェアリングを実現するためには、特定の利用者に遠回りを促すインセンティブを与え、車の割り当てを最適化するようなメカニズムが必要となる。しかしながらVCGや貪欲法などの標準的なメカニズムを単純に適用するだけでは、誘因両立性、個人合理性、予算制約、多項式時間計算量の4つの性質を同時に満たすことができない。この課題に対し本研究では、4つの性質をすべて満たし、かつ最適解に比べ社会コストを平均8.6%以内に収める新しいライドシェアリングメカニズムを提案した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578283198203648
  • DOI
    10.11517/pjsai.jsai2023.0_4d2gs1104
  • ISSN
    27587347
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ