誘因両立性・個人合理性・予算制約を満たす多項式時間ライドシェアリングメカニズム
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- 岩瀬 竜也
- トヨタモーターヨーロッパ
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- SEBASTIAN Stein
- サウサンプトン大学
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- ENRICO Gerding
- サウサンプトン大学
書誌事項
- タイトル別名
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- A Polynomial-time, Truthful, Individually Rational, and Budget Balanced Ridesharing Mechanism
抄録
<p>ライドシェアリングは渋滞や大気汚染の軽減し、交通を効率化する手段として期待されている。ライドシェアリングを実現するためには、特定の利用者に遠回りを促すインセンティブを与え、車の割り当てを最適化するようなメカニズムが必要となる。しかしながらVCGや貪欲法などの標準的なメカニズムを単純に適用するだけでは、誘因両立性、個人合理性、予算制約、多項式時間計算量の4つの性質を同時に満たすことができない。この課題に対し本研究では、4つの性質をすべて満たし、かつ最適解に比べ社会コストを平均8.6%以内に収める新しいライドシェアリングメカニズムを提案した。</p>
収録刊行物
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- 人工知能学会全国大会論文集
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人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 4D2GS1104-4D2GS1104, 2023
一般社団法人 人工知能学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578283198203648
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- ISSN
- 27587347
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可