局所結合モデルを用いたツイストペアケーブル間クロストークの特性予測手法
書誌事項
- タイトル別名
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- A Method for Predicting Crosstalk Characteristic between Twisted Pair Cables by Modeling of Their Local Couplings
説明
本論文では,ツイストペアケーブル間クロストークにおいて2対のツイストペアケーブルの撚りピッチの組み合わせに着目し,伝送線路上に局所的な結合が不等間隔に生じるとするクロストークモデルによる特性予測手法を提案する.このモデルを用いるとGHz以上の周波数帯において近端クロストークに大きなピークが生じることが示される.また,ピークが生じる周波数と撚りピッチの関係を明らかにし,シールドのないツイストペアケーブルを数Gbit/s級の高速シリアルデータ伝送に適用する上での,改善に対する方向性を明らかにする.そして,実際のツイストペアケーブルを用いて近端クロストーク特性を評価し,結果として,撚りピッチの組合せにより1~4 GHzにクロストークのピークが発生するが,ピーク発生周波数は,提案した手法により,6%以内の誤差で予測できることを示す.本手法によりGHz以上の周波数帯において近端クロストークのピーク周波数を高精度に予測することができ,より高信頼なシステム設計が可能となる.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会論文誌B 通信
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電子情報通信学会論文誌B 通信 J106-B (8), 527-534, 2023-08-01
電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578360713648768
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- ISSN
- 18810209
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可