エネルギー分散型蛍光X線分析装置による米中のCdスクリーニング法の考え方

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タイトル別名
  • Approach on Screening Analysis of Cadmium Concentrations in Rice Grain Samples by an Energy Dispersive X-Ray Fluorescence Spectrometer

抄録

<p>エネルギー分散型蛍光X線分析法による重金属のスクリーニングはELV/RoHS指令に対応すべき部材のスクリーニング法として広く用いられている.一方,食品中の重金属,例えば米中のCdに対しては,規制濃度がELV/RoHS指令と比べて格段に低く,かつ一般的なエネルギー分散型蛍光X線分析装置の検出下限値と同程度となるため,同様にスクリーニングするのは決して容易ではない.そこで,本報では,放射性セシウムのスクリーニングと同様な考えにもとづく,散乱線補正とその誤差伝播を取り入れた新たな蛍光X線スクリーニング法を構築した.またこれを米中のCd分析に適用し,その有用性を確認した.</p>

収録刊行物

  • X線分析の進歩

    X線分析の進歩 46 (0), 333-338, 2015-03-31

    公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578912833551616
  • DOI
    10.57415/xshinpo.46.0_333
  • ISSN
    27583651
    09117806
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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