教授・学習理論を踏まえた 学習経験の質を高めるための方法論に関する一考察

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タイトル別名
  • A Consideration on a Methodology for Enhancing Qualities of Learning Experience Based on Instructional Design and Learning Theories

抄録

近年,学習経験の質を高めるための方法論としてラーニング・エクスペリエンス・デザイン(LXD)に注目が集まっている.LXDはユーザー・エクスペリエンス・デザイン(UXD)をはじめとする教育とは異なる分野の手法を取り入れて発展してきたが,学習経験には他領域のサービス経験とは異なる特徴がある.そのため,学習という経験に固有の特徴を踏まえてUXDの活用方法を検討することが,効果的な学習経験の設計には不可欠である.本稿では,教授・学習理論のうち,認知的負荷理論と学習経験のレベル理論を取り上げ,学習という経験に特有の特徴を明らかにした.その上で,LXDにおいて学習経験の質を高めるためにUXDをどう効果的に活用できるかを議論した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579830890172672
  • DOI
    10.57433/globis.2.0_73
  • ISSN
    27584046
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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