通信制高校数学科における単位修得率向上を目指した個別化教授システム(PSI)によるコースデザインと実践

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タイトル別名
  • A Course Design and Practice Based on Personalized System of Instruction Improving Course Completion Rates in the Mathematics Department of Correspondence High School

抄録

<p>公立通信制高校数学科においては,必修科目の単位修得率向上のための研究が喫緊の課題である.本研究の目的は,公立通信制高校の必修科目「数学Ⅰ」において,加藤ほか(2022)の単位修得率向上を目指したPSIコースのデザインをもとに,1年間の実践とその評価を行うことで,単位修得率向上への有効性と改善点を明らかにすることであった.実践の結果,レポート合格率や試験得点の向上に有効であることが示唆された.また,単位修得率が過去3年間で最も高い値となったことから,本研究のPSIコースが単位修得率向上に有効である可能性が示唆された.今後の課題は,単位修得率向上に有効なPSIコースのデザイン原則を提案することである.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390579852781499136
  • DOI
    10.14935/jsser.38.2_263
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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