中国の物理課程標準の変容と物理核心素養の導入

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タイトル別名
  • The Changes of National Curriculum Standards in Physics and The Introduction of Physics Core Competences in China

抄録

<p>中華人民共和国は,2014年の教育部が提唱した「核心素養」(いわゆる,コア・コンピテンシー)に基づき『義務教育物理課程標準』(以下,物理課程標準と略記)が2022年4月に改訂された.『物理課程標準』には,教科と核心素養をつなぐ「物理の核心素養」が追加された.物理の核心素養は,物理に関するアイデア,科学的思惟,科学的探究,科学的な態度と責任の4つの要素から構成される.物理の核心素養に基づいて物理の目標は再編成され,学習内容は探究と実践活動が重視されていることが明らかとなった.2022年版の物理課程標準では,物理で育成する能力だけでなく,情意や価値観等も明確化されたことが明らかとなった.そして,学習内容や評価の基準にも情意や価値観等の内容が盛り込まれたことで,2022年版の物理課程標準は,これまでの内容の基準だけでなくパフォーマンス基準や規範的な基準の性格も持つようになった.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580372661025280
  • DOI
    10.14935/jssep.47.0_561
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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