ファミリービジネスにおける第三創業の実践

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タイトル別名
  • The practice of third founding in family business

抄録

<p>本稿は、ファミリービジネスにおける三代目の経営者である筆頭筆者が、既存事業の承継・発展と共に新規事業を開発するために必要な行動様式を明らかにすることを目的とする。そこで、現場の実務者(経営者A)が研究者となり、実務者=研究者の視座である内部観測法を用いて自身の経験を観測し、セルフエスノグラフィで記述した。次に、現場調査から得られたデータをSarasvathy(2008)のエフェクチュエーション論の概念枠組みを用いて分析と考察を行った。その結果、経営者Aの一連の行動はエフェクチュエーション論で説明が可能であり、経営者Aは新規事業を創出するために起業家的行動をとり、医療という新しい市場に参入できたことが明らかとなった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580461189711872
  • DOI
    10.11497/jasmin.202311.0_77
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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