酸化脂質研究の最前線 ~検出・構造解析から疾患制御へ~

DOI
  • 山田 健一
    九州大学 大学院薬学研究院 分子病態解析学分野

書誌事項

タイトル別名
  • The forefront of Oxidized Lipid Research: From Detection and Structural Analysis to Disease Control

説明

最近、脂質由来ラジカルや酸化脂質が、細胞死(特にフェロトーシス研究)や炎症反応に密接に関与していることが報告され、注目されている。そのため、酸化脂質、特に脂質過酸化反応に重要な脂質由来ラジカルを標的とした阻害剤が、ラジカル捕捉型抗酸化剤(RTA)として、盛んに研究が進められている。そこで本稿では、脂質ラジカルおよび酸化脂質に対する検出・構造解析技術について記載し、RTAに対する新たな化合物スクリーニング系について、さらに最近の知見について概説する。

収録刊行物

  • MEDCHEM NEWS

    MEDCHEM NEWS 34 (1), 30-35, 2024-02-01

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580472188585472
  • DOI
    10.14894/medchem.34.1_30
  • ISSN
    24328626
    24328618
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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