直轄国道における片側交互通行規制時の飽和交通流率分析

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タイトル別名
  • A Study of the Saturation Flow Rate for Alternating One-way Traffic on the Heavy Traffic Section

抄録

<p>近年、信号交差点の飽和交通流率が経年的に低下する傾向にあることが指摘されている。災害復旧や維持補修工事に伴う片側交互通行規制時の飽和交通流率も同様の傾向にある可能性は高い。そこで本研究では、国道 19 号の片側交互通行規制時における飽和交通流率を実測し、飽和交通流率に影響を及ぼす要因を分析するとともに、工事用信号現示に着目した交通容量の算出方法を整理した。分析の結果、片側交互通行規制時の飽和交通流率は概ね 1,300 台/青 1 時間であること、時間帯別では朝方が昼間や夕方に比して相対的に高いこと、青時間が長くなるに連れて低下する傾向にあることを明らかにした。また、飽和交通流率とサイクル長、クリアランス時間等の設定値から交通容量の算出が可能であることを言及した。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), B_1-B_9, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580626907960704
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_b_1
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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