工事規制区間始端部での情報提供検討に向けたADAS作動条件比較

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タイトル別名
  • Comparison of ADAS Activation Conditions to Examine the Provision of Information at the Beginning of Work Zone of Expressway

抄録

<p>近年,工事規制区間始端部に正面から進入する事故が急増している.事故の直接原因は運転者の漫然運転であるが,誘発要因の一つとして運転者の先進運転支援システムへの依存が考えられている.また,システムが工事規制区間始端部において作動条件を満たしていない可能性も伺える.そこで,複数メーカーの車両を用いて走行実験を行い,衝突被害軽減ブレーキと交通標識認識の作動条件を確認,比較した.結果,現行の安全太郎に対して衝突被害軽減ブレーキが作動しないことが判明した.また,作動位置にばらつきはあるが,最高速度標識は問題なく認識されること,工事規制区間始端部における標識設置間隔が十分確保されていることが確かめられた.加えて,道路線形によっては標識を進行方向右側路側帯に設置する必要があることも示唆された.</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), A_58-A_65, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390580626907990400
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_a_58
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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