肛門損傷を合併した開放性骨盤骨折に対して局所抗菌薬投与・骨盤内固定・直腸切断術を施行し独歩退院できた1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A case of open pelvic fracture complicated by anorectal injury treated with continuous local antibiotics perfusion(CLAP), internal fixation of pelvic ring and Miles operation
抄録
〔要旨〕開放性骨盤骨折は骨盤骨折のなかでも発生率が2~4%とまれであり,直腸や尿道など隣接臓器損傷の合併率が高い外傷である。なかでも直腸や会陰部に開放創があるものはpelvic sepsisと呼ばれる深部敗血症をきたす確率が高く,死亡率は44%ともいわれ最重症に分類される。また,肛門括約筋の再建が不可能なほどの損傷では会陰部の糞便汚染は必発であり,感染のために骨折の再建が遅れ機能予後にも影響する。今回,開放性骨盤骨折に肛門損傷を合併し会陰部創の糞便汚染をきたした症例に対して,感染制御として腹会陰式直腸切断術を行い良好な機能予後を獲得した1例を経験したため報告する。
収録刊行物
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- Japanese Journal of Acute Care Surgery
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Japanese Journal of Acute Care Surgery advpub (0), 2024
一般社団法人 日本Acute Care Surgery 学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390580859413187072
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- ISSN
- 2436102X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可